また書いちゃった・・

kochou2006-11-28



『奇跡 キセキ』

どうか奇跡がおこりますようにと、神に祈りを捧げる
自分に奇跡がおこってほしいと願う
でも、奇跡はなかなかやってこない
どうも奇跡とは、祈ったり願ったりして手に入るものではないらしい

ある人が、我を忘れて他の人を救おうとする
キズの手当てをする、心を癒そうとする、苦しみや悲しみや困難が
少しでも楽になるように、手を差し伸べる・・どんなカタチであれ
負なるものを可能な限り、自らが引き受けるのだ
イヤな顔ひとつせず、それが当たり前だと思っているかのように

その姿を目にした大半の人々は
「どうして人のためにあんなことができるのか!」
「何のためになる?」
「そんなことやっちゃいられないよ!」と
あきらめ顔で口にするだろう、そして付け足すように
「あんた自身が幸せになることをしなよ!」
「オレ(私)は何もする気はないし、何もできないけど、
 まぁあんたが幸せになれるように祈ってみるか・・・」と
もしかしたら言うかもしれない、もしかしたら・・・

ここで実は変化がおきている
なぜなら、何もしない、何もできないとあきらめている人に
「祈る」と言わせてしまったこと、
「祈る」という行為を、その人はするかもしれないのだから・・・
これこそ、ちっちゃな奇跡が生まれたことになるのではないだろうか

ある人のまわりで、ちっちゃな奇跡がおこり始める
やがて大きな奇跡もおこるかもしれない
奇跡は、人がおこすものである
自分に奇跡を望むことのない、無垢な無欲な心
いたわり、いつくしみの心を持ち、行動する人のそばでおこる
不思議なことに、その人ではない他の人々に!☆
                      By HITOMI